最終講義感想のフィードバック
少し遅くなりました。7/17の最終講義の際に皆さんに書いて頂いた感想のうち、要望&一口コメント系のものに対するフィードバックです(申し訳ありませんが、学籍番号順にメモしたものをそのまま並べてます)
- スライドにもっと色気が欲しい
概念イラストをもう少し増やすようにしますか…。 - 講義資料の事前配布があれば良かった
この講義を担当する初年度ということもあり、現実的に無理でした。また、事前配布するとそれはそれで問題が…という面もあり、一概に事前配布が良いとも限らないのが難しいところです。とりあえず来年(あれば)については講義資料そのものではなく、キーワードなどをA4版1ページ程度にまとめた事前資料を配付してみようかと考えています。 - もう少しテキストの話があれば良かった
細かい日本語表現の話に首を突っ込むと、それだけで半期終わってしまいますし…。紹介した書籍やWebサイトなどを参考にしてみてください。 - 実習の際に積極的に参加していない人への対処、何とかならないか
妙案はないのですが、少し考えますね。 - もう少しビジュアルの話があれば良かった
ビジュアル系の話を1回だけでなく2回にすることも検討した方が良さそうですね。 - うるさい学生への対処、もっと厳しくても良いのでは
やる気のある皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。必修講義でなければもっと強く出たのですが…。たださすがに来年(あれば)はもう少し厳しく臨もうかと思います。 - 実習のグループ分けについて(人数をもっと少なく、グループ分けに一工夫を希望)
実習を試してみたのは初めてだったので、この辺は改善していきたいですね。 - デジタルカメラ以外のマニュアルも分析してみたかった
全員が何らかの接点を持っていて、ある程度複雑でいつつそれほど分厚くない…という良いネタはあまり多くないんですよ。おそらく第1回〜第2回のレポートと第1回の実習まで引っ張ったことが引っかかっていると思うんですが、第2回のレポート(構成改善)は一度マニュアルをちゃんと読んでいないと、構成改善はできないんですよ(いきなりではそもそも機能を理解できないので、構成を検討しようがない)。第1回の実習はそのレポート作成での悪戦苦闘を受けて他人の視点を入れるという作戦で行ったため、ある程度はやむを得ないという判断でした。
ただ不評だったようですので、来年はもう少し工夫してみましょう。 - 要件定義や仕様書などについてもっと触れて欲しかった
申し訳ありません。麻疹休講2回分が痛かったですね…。 - Webサイトについてもっと触れて欲しかった
申し訳ありません。麻疹休講2回分が痛かったですね…。 - 「大きいマニュアルを時間をかけて完成させる」という課題に取り組んでみたかった
個人的にはぜひやってみたいところですが、現在の半期&大人数講義では無理です(笑)ゼミなどのように少人数形式であれば、面白いかもしれませんね。 - 実習のある日は作業課題をなしにして欲しい
時間的に厳しいのは理解しているつもりです。実習の日でも作業課題を課す理由は、正直なところ実習の参加メンバーに名前だけ残して逃走する学生対策です(採点の際も、実習の参加メンバーに名前が合っても作業課題が出ていない場合は、実習の参加点を削除しています)。 - 変化球的なマニュアルをもっと見たかった
基本的なマニュアルを押さえるだけでギリギリでしたから、ちょっと厳しいかもですね。ただ発想の柔軟性を確保する意味でも、来年はもう少し工夫してみましょう。 - 実習をもっと多めにして欲しい
気持ちはわかりますが、これが限度です。ただ麻疹休講がなく13回フルに取れるのであれば、実習3回は可能かもしれません。 - 講義資料の文字をもっと大きくして欲しい
前の方の席に座ってください…。 - 実例をもっと多くして欲しい(OK例/NG例)
了解しました。 - バルサミコ酢(=ω=.)
それはこなちゃんです。 - 他の講義は担当してないのですか?
してません。というか、この規模の講義を複数担当させて頂くのは正直なところ無理です…。 - 麻疹休講分の講義資料があれば公開して欲しい
申し訳ありません。未作成です…。来年も講義資料を公開するでしょうから、3年生の方はそれを楽しみにしていてください。 - レポートのコメントが厳しい(良い点も探して!)
申し訳ありません。できるだけ良い点を探してコメントを入れるようにしたつもりですが、目が行き届かなくなっている面も否めません。もう少し頑張るようにします。ただ、レポートがあまりにアレな場合は、厳しくなってもご容赦を。 - 黒板をもっとうまく使って欲しい
個人的にも気になっていたんですが、124教室はプロジェクターのスクリーンが黒板中央に降りるタイプだったので、個人的には処置なしでした。「他の先生がこうやってた」など良いアイディアがあれば、アドバイスを頂けると嬉しいです。 - もっと親しみを持てる題材があれば良かった(日用品、ゲームやソフトウェア)
了解しました。ただソフトウェアはデキの悪い例がほとんどなんですよね…。日用品やゲームも、もっとマニュアルが公開されていれば良いんですが。例えばNintendo DSのマニュアルのデキが良くて本当は使いたかったんですが、マニュアルが公開されていないみたいなので…とか。 - ニコニコ動画のウィンドウは閉じておいた方が良いです
ごめんなさい。本人も血の気が引きました。 - 実例が少し小さく、見にくいです
前の方に座ってください。と言う話はともかくとして、世の中のマニュアルはたいてい縦方向に長いので、横方向に長いプロジェクター投影とは、そもそもメディアとしての相性があまり良くないのかもしれません。 - 優秀なレポートを公開するなど、正解例を示して欲しい
気持ちはわかるのですが、マニュアルには正解などないので…。またそれ以上に、大学のうちは正解にたどり着くという受験勉強方式ではなく、自分なりのロジックで問題の解決に当たる(はずれていたら原因を考えて自分なりに方向を修正する)という、社会に出てから求められる頭の使い方を学んで欲しいなと考えています。 - 他の講義のレポート課題と日程が重複するのを回避して欲しい
専任の先生にも時々フィードバックしてるんですが…。ただ社会に出ると複数レポートが重複した程度では済まないほど忙しくなるので、その訓練だと割りきった方が精神衛生上良いと思います。若いうちに過負荷に耐える(過負荷にどう対処するか)訓練を積んでおかないと、所謂キャパが大きくなりません。こういう訓練は若いうちにやってこそなので、いろいろあれこれ忙しいのは自分の経験からもわかりますが、前向きに捉えてください。
とまあ、こんな感じで。
それでは半年間お付き合い頂き、ありがとうございました。この講義で扱ったこと(あまり関連のなさそうなことでも)で疑問点など今後出てくるようでしたら、お気軽にご相談ください。