読書週間ということで、当研究所ならではのおすすめ本を紹介したいと思います。エリック・K・メイヤー著「情報デザインのためのインフォメーショングラフィックス」です。コミュニケーション手段としてのビジュアルはどうデザインされるべきかという視点で、新聞や雑誌に使われるようなビジュアル処理のあるべき姿、テクニック、様々なフォーム(見せかた)についての長所や短所、を解説しています。
この説明でおわかりの通り、実際には直接マニュアルのビジュアル化に結びつくような内容の記事は少ないです。しかし、読者の志向に合わせて構成や見せかたを工夫するためのアイディアや考えかたは、マニュアル制作者にとっても十分に参考になるといえるでしょう。(ISBN4-8443-5472-8、出版社のサイトを見る)