1年ほど前にslashdot.jpでGNOMEのHuman Interface Guidelinesが話題になっていたことに、今更気付きました。スレッド中の関連リソースも含めて、HIG(Human Interface Guidelines)に対するアンカーをまとめてみました(それぞれの記事の詳細はまだちゃんとチェックしていません)。なお、すべて英語版の記事になりますので、ご了承ください。

  • GNOME Human Intereface Guidelines
    GNOMEのHIGです。HIGで一番気になるのは個々のUIオブジェクトの扱い云々ではなく概論部分なのですが、このHIGのUsability Principlesの内容を見る限り、AppleのHIGとほぼ同等の内容を押さえているようです。全体的に良くまとまっているのではないかと思います。
  • KDE User Intereface Guidelines
    GNOMEと人気を二分している(?)KDEのHIGです。どちらかというとUIオブジェクト周りの振る舞いについて、簡単な基準をまとめただけのもののようです。
  • Microsoft Inductive User Interface Guidelines (MSDN)
    Windows XPで導入された、操作コンテクストに応じて画面上のペインにタスクを表示するようなUI(Inductive User Interface、IUIと呼ぶらしい)についてのガイドラインです。これはMSDN内の文書ではありませんが、「Why technical writers should love Microsoft's Inductive User Interface」という解説ページもあります(この文書のタイトル、何となくイヤ . . . )。
    ちなみにWindowsアプリケーションのデザインガイドラインはWindows XP版Windows 98/2000版でそれぞれ別に存在しますので、これらもあわせてご覧ください。
  • Macintosh Human Interface Guidelines
    いわずと知れた、Macintosh Human Interface Guidelinesです(英語)。MacOSXで採用されているAqua版のHIGもありますが、有名なのはオリジナル版の方です。全部読む気力のない方は、Human Interface Principlesの章だけでも、ぜひ。
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