2月頃まで忙しく、その後仕事環境の整理や事務所内のレイアウト変更、新規案件の準備その他いろいろ...としているうちに気が付いたら4月に(汗)twitterで遊びすぎました。
さて気を取り直して、何点か。
- TC協会の各種標準化成果物がいろいろ出てきているようです。「PDF電子校正向けの校正記号およびコメント入力方法のガイドライン」や「電子的テキスト校正ツール向けTC分野の過指摘回避辞書」あたりは、現場レベルで気にしている人が多いかと思いますので、役に立てば良いのですが。ただよく言われることはあるのですが、やはりAcrobatによる電子校正はある程度内容が固まってからでないと、逆に時間がかかりすぎて良くないですよね。この辺をどうしていくのかが今後の課題でしょうか。
- 今年もTCシンポジウムの開催案内が出てきたようです。微妙感あふれるテーマだ(謎)個人的にはデジタル一眼レフカメラに導入が進んでいる操作情報の組込(例1、例2)について、複数メーカー横並びで事例発表を聞きたいですね。製品企画・開発側の視点で、どのような経緯でどのような情報を組み込むことにしたのか、背景と理由、実装時の困難について。そしてマニュアル制作者の視点で、製品側に情報が組み込まれている前提で、紙媒体や他媒体(Webサイト含む)との情報提供の役割分担の全体像はどう変わったのか、また製品内に組み込まれた情報と他媒体との動線をどう設計したのか、現状認識と今後の課題について、とか。他カテゴリの製品を扱っている設計者/制作者にも興味深いテーマだと思いますが、いかがでしょう。
- 専修大学のマニュアルライティング講義、本年も担当させていただくことになりました。毎年微妙にモディファイしつつこれまで3年間同じフォーマットで講義をしてきたので、今年は大きく変えてみようかと検討中です。本年度もこれまで通り講義サポートページを用意しつつ、(どこまで機能するか不明ながらも)twitterのハッシュタグ#sumw2010も決めて様子を見てみます。あとは、そろそろTCシンポジウムでこの講義についての事例発表しないとなあ、とか。
というわけで、新年度を迎えて気分一新、頑張っていきましょう!(...と自分に言い聞かせる)