PDF活用法
PDFに関係する研究発表をまとめました
PDF(Portable Document Format)とは、アドビシステムズ社の提唱するプラットフォームに依存せずにレイアウト品質の高い電子文書を流通させるための文書形式です。
このコーナーでは、いままで当研究所がPDFに関して考察したことや当研究所での活用法事例、当研究所で配布しているPDF文書へのリンクをまとめて掲載しています。
PDFについて考える
当研究所の研究発表でPDFを主題として取り上げたものをまとめました。
PDF文書をどう作成するかという情報は多く出回っていますが、PDFの特性にあった使いかたを提案する情報はあまり多くはありません。そのようなご不満をお持ちの方は、以下の研究発表をぜひご覧ください。
- PDFがやってきた(1)
PDFとは何か、そしてどんなメリットがあるのかについてのまとめです。PDFをマニュアルとして利用することのメリットについても触れています。
- PDFがやってきた(2)
「画面で見てもらうのか、それともプリントアウトしてもらうのか」、「書類の保護はどうすべきか」といった、PDFをマニュアルとして利用するときにときに出てくる問題について検討します。
- PDFがやってきた(3)
日本語版Acrobatがリリースされて1年たった状況を振り返りながら、PDFの使いどころについて考えます。
- PDFがやってきた(4)
PDFをマニュアルとして利用するポイントを、「紙マニュアルをPDF化して提供する場合」と「電子マニュアルとしてPDFを利用する場合」のそれぞれについて検討します。
- PDFマニュアル−どう見えるか?
PDFをディスプレイ上で読みやすくするために必要な条件について、現在のディスプレイの解像度を考慮した画面設計の側面から検討します。
- 実験室:Acrobat 4 を使ってみる(情報大工のひとりごと)
日本語フォントの埋め込みも可能になったAcrobat4ですが、Adobe PageMakerでのフォント埋め込みの実際など、実業務で使用してみた感想をまとめています。
PDFの使いどころ
当研究所ではPDFを以下のように活用しています。皆様の参考にどうぞ。
- 原稿チェック
レイアウトデータをメールに添付したり、ネットワーク経由でやりとりすることで、物理的にチェック原稿をやりとりする時間とコストを削減できます。日本語フォントの埋め込みが可能になれば、チェック精度のより一層の向上が期待できるでしょう。
- プレゼンテーション
Acrobat Readerさえインストールされている環境があれば、PDFファイルを持参するだけでプレゼンテーションを行えます。
プレゼンテーション資料を後で公開する場合でも、ファイル容量もかさまないうえに相手のプラットフォームを気にする必要がないというメリットがあります。
- FAX受信
当研究所はMacintoshベースのFAXサーバーを導入しています。受信したFAXをPDF化して保存しておくことで、第三者からFAXの回送依頼があったときでも品質劣化のない原稿を回送できます(FAX内容を電子メールに添付して送ることもできます)。設計者がメーカー担当者に同報することを忘れていたような場合に効果抜群です。
将来的にはFAXサーバーで受信した書類をそのままAcrobat Distillerで自動書き出しし、ネットワーク上の各マシンから受信FAXを参照できるようにする予定です。
PDFによる配布書類
当研究所のWebサイトで配布しているPDF書類をまとめて掲載します。
お客様のデータをそのまま載せるわけには行きませんが、今後機会のあったものはこのコーナーに追加していく予定ですので、ご期待ください。